HTTP 設定 (リモート ポートレット Web サービス)

この Web サービスのキャッシュとゲートウェイ設定を指定するには:

1. [ゲートウェイ キャッシュ] で次の操作を実行します。

• [最小キャッシュ時間] と [最大キャッシュ時間] の設定を使用して、ポートレットとゲートウェイ処理されたコンテンツをキャッシュする時間を指定します。テキスト ボックスにポータルのコンテンツをキャッシュする時間を秒、分、時、または日の単位で入力し、ドロップダウン リストから該当する単位を選択します。
  
  リモート サーバの負荷を軽減するために、なるべく大きい値を指定してください。
  
  ポートレットのコンテンツがキャッシュされないようにするには、最小値と最大値に「0」を設定して、ポータルのキャッシュを無効にしておきます (また、手順 2 で説明されているように、エラー抑制を無効にすることもできます)。
  
  注: キャッシュはポートレットのコードで制御することもできます。キャッシュの詳細については、Oracle WebCenter Interaction Web Service Development Guide を参照してください。このガイドは、Oracle Technology Network (http://www.oracle.com/technology/documentation/bea.html) で参照できます。

• エラーが発生したときにエラー メッセージの代わりに、キャッシュされたコンテンツが表示されるようにするには、[エラーの非表示 (代わりにキャッシュされたコンテンツを表示する)] を選択します。このオプションはデフォルトでは有効にされて (選択されて) います。

2. [設定] で次の操作を実行します。
   
   これらの設定は、主として、リモート ポートレットを使用してポータルに表示される既存の Web アプリケーションで使用されます。

• ポータルのヘッダとフッタの間の全領域にある、ゲートウェイ処理されたコンテンツを表示する場合は、[ゲートウェイ ページでホストされている表示モードを使用] を選択します。選択を解除にすると、コンテンツが、ゲートウェイ処理されたページを示すポータル内で表示されます。この設定により、ユーザはポータル ナビゲーションとその他の機能を維持しながら、リモート アプリケーションで作業することができます。

• (推奨)［JavaScript ファイルの変換］を選択し、ポータル トランスフォーマを使用してリモート Web アプリケーションの JavaScript ファイルを実行します。これにより、正しいページを確実に表示して、ポータル ナビゲーションが失われないようにします。

• (推奨)［CSS ファイルの変換］を選択し、ポータル トランスフォーマを使用してリモート Web アプリケーションの CSS ファイルを実行します。これにより、正しいページを確実に表示して、ポータル ナビゲーションが失われないようにします。

3. ［ゲートウェイ URL プレフィックス］では、通常アクセスできないリモート コンテンツへのアクセスをユーザに許可することができます。この際、コンテンツのゲートウェイ処理が必要になる場合があります。ゲートウェイ処理されたコンテンツは、このコンテンツのホスト コンピュータからポータルにダウンロードされます。
   
   インターネット上で公開されているコンテンツに対しては、ゲートウェイ処理を行わないでください。Portal Server に余計な負荷がかかることになります。

• コンテンツのゲートウェイ処理を行うプレフィックスを追加するには、［ゲートウェイ プレフィックスの追加］をクリックし、表示されたボックスにプレフィックスを入力します。たとえば、プレフィックスとして http://myServer/ContentCrawler/ を入力した場合、このプレフィックスで始まる URL を持つコンテンツはすべてゲートウェイ処理され、その他のコンテンツはすべて元の場所から移動されません。[メイン設定] ページでリモート サーバを関連付けた場合は、相対パス (/myPortlet/) または絶対パス (http://myServer/myPortlet/) のどちらでも指定できます。絶対パスを入力する場合、基本 URL は無視します。
  
  リモート サーバ上にあるコンテンツを、すべてゲートウェイ処理する場合は、ピリオドの後に続けてスラッシュを入力します (./)。
  
  注: ゲートウェイ URL プレフィックスの末尾にはスラッシュ (/) を付ける必要があります。

• ゲートウェイ化されたリンクのクリック時にポートレットのコンテンツを最新の情報に更新する場合、［インライン更新］列で、プレフィックスの横にあるボックスをオンにします。

• プレフィックスを削除するには、そのプレフィックスを選択して をクリックします。

• プレフィックスのチェック ボックスをすべて選択または選択解除にするには、[プレフィックス] の左にあるチェック ボックスをオンまたはオフにします。

• このヘルプ トピックに関連するページを表示するには、次の操作を実行します。

1. [管理] をクリックします。
2. リモート ポートレット Web サービスのエディタを開きます。
• 新しいリモート ポートレット Web サービスを作成するには:
1. 管理フォルダを開きます。
2. ［オブジェクトの作成］ドロップダウン リストから、［Web サービス - リモート ポートレット］を選択します。
• 既存のリモート ポートレット Web サービスを編集するには:
1. 編集するリモート ポートレット Web サービスに移動します。
2. リモート ポートレット Web サービスの名前をクリックします。
3. 左側にある [オブジェクト設定の編集] で、 [HTTP 設定] をクリックします。