ポータルの初期環境のカスタマイズ

デフォルト プロファイルを使用してコンテンツをカスタマイズし、新規ユーザのポータルの初期環境をカスタマイズできます。次のような方法で、認証元や案内状の受理によって作成されたユーザのポータルの初期環境をさらにカスタマイズすることもできます。

• グループ メンバーシップによるセキュリティの付与
• コミュニティを必須にする
• 環境定義のインタフェースの表示

デフォルト プロファイルを使用したコンテンツのカスタマイズ

認証元によってインポートされたユーザ、案内状の受取りによって作成されたユーザ、[アカウントの作成] ページによって自己登録されたユーザなど、すべての新規ユーザにデフォルト プロファイルを割り当てます。このプロファイルは言語やタイム ゾーン、マイ ページの名前と数、マイ ページにあるポートレットのレイアウトなどのマイ アカウントの初期設定を指定します。ポートレット基本設定、グループ メンバーシップ、コミュニティ メンバーシップの設定は、デフォルト プロファイルによって作成されたユーザには継承されません。

グループ メンバーシップによるセキュリティの付与

認証元または案内状の受理によって作成されたユーザが適切なコンテンツや機能にアクセスできるようにするには、グループに対してコンテンツへのアクセス権限とアクティビティ権を付与します。

• 認証元の場合は、グローバル ACL 同期マップの [ポータル: 外部グループへのマップ] ページで、アクセスの許可対象となるポータル グループに、この外部グループをマップします。

• 案内状の場合は、案内状のエディタの [メイン設定] ページに、アクセスの許可対象となるポータル グループを追加します。

コミュニティを必須にする

認証元または案内状のの受理によって作成されたユーザが初めてログインしたときに適切なコミュニティが表示されるようにするには、ユーザが属するポータル グループでコミュニティを必須にします。コミュニティを必須にするには:

1. コミュニティのエディタを開きます。
• 既存のコミュニティをコミュニティ ページで編集するには:
1. ［マイ コミュニティ］メニューで、編集するコミュニティをクリックします。
2. 右側の ［ページの編集］をクリックします。
3. フライアウト エディタで、［詳細エディタへ移動］をクリックします。

注意: コミュニティを編集するには、そのコミュニティに対する編集権限が必要です。

• ［管理］で既存のコミュニティを編集するには:
1. ［管理］をクリックして、編集するコミュニティに移動します。
2. コミュニティ名をクリックします。

3. をクリックします。

• 新しいコミュニティを作成するには:
1. ［管理］をクリックします。
2. 管理フォルダを開きます。
3. [オブジェクトの作成] ドロップダウン リストから、[コミュニティ] を選択します。
4. コミュニティ ページ セクションで、 [コミュニティ テンプレートの選択] をクリックします。
5. ［コミュニティ テンプレート］ダイアログ ボックスで、使用するコミュニティ テンプレートを選択して［OK］をクリックします。
6. コミュニティ テンプレートにホーム ページがない場合は、 ［ホーム ページの作成］をクリックします。次に、［新規ページ］ダイアログ ボックスでページ テンプレートを選択して［OK］をクリックします。

注意: コミュニティを編集するには、管理フォルダの編集権限とコミュニティ作成のためのアクティビティ権が必要です。

2. 左側にある［標準設定の編集］で、［セキュリティ］をクリックします。
3. このコミュニティを必須とするグループを追加します。
4. [必須] ドロップダウン リストから、[必須] または[必須タブ] を選択します。
5. [終了] をクリックします。

環境定義のインタフェースの表示

新規ユーザに対し、メインのポータルのインタフェースと異なる外観や機能を持つ環境定義のインタフェースを表示するには:

1. 環境定義を作成し、［メイン設定］ページの管理フォルダにその環境定義を適用します。

2. 環境定義の規則マネージャで環境定義を適用する方法に関する規則を作成します。

3. 作成した規則に基づいた環境定義を示し、環境定義を適用したフォルダにユーザを追加することができます。

• 認証元の場合は、認証元のエディタの［メイン設定］ページの［デフォルト プロファイル］で、新規ユーザ用のターゲット フォルダとして環境定義を適用するフォルダを選択します。

• 案内状の場合は、案内状のエディタの［メイン設定］ページで、案内状受信者用のフォルダとして環境定義を適用するフォルダを選択します。

この環境定義フォルダに新規ユーザが作成されます。このユーザがログインすると、環境定義のインタフェースが表示されるようになります。